|  妊娠20週から23週  | 
    
    
      | 胎児の発育 | 
      ★胎児の状態 
      @ 体重300〜600g 身長30cm 
      A 上下のまぶたが離れて、目を開けたりつぶったり出来るようになる 
      B 羊水を飲み込んで、消化器へ送り始めます 
      C 聴覚も機能始め、外の音が聞こえるようになります 
      D 全身の皮膚が肌色になり産毛で覆われます 
      E この時期から、体重が直線的に増加し始めます 
      F この時期の胎児の尿は、1時間に約5ml(1日120ml)になります  | 
    
    
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      ★胎児の異常 
      この時期になると、胎児の内臓もほぼ形が出来てきます。臓器によって異常がわかるようになる時期は異なりますが外表奇形とともにだんだんと胎児の病気を含めて胎児診断が可能になってきます。 
       
      妊娠後半の超音波検査の主なチェック項目 → こちらへ  | 
    
    
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      | 母体の変化 | 
      ★正常な変化 
      @ 通常は、安定期です 
      A おなかがせりだしてきて、ちょっと歩きにくくなることも在ります。階段は昇りよりも降りに注意してください 
      B 過呼吸などが原因で、足をつりやすくなる 
      C お腹に妊娠線が出来はじめることも在ります 
      D 夜ベッドなどで横になると、時々下腹が張ることがあります。痛みを伴わず数回程度でおさまれば問題ありません 
      E 腰痛を感じ始めます 
      F 頻尿(オシッコの回数が増える) 
      G 髪の毛が抜けやすくなったり、顔や陰毛が濃くなったりする 
      H 外陰部や足に静脈瘤(血管が浮出てくる)が出来始める 
      I 時々長時間立っていたり、突然立ち上がったりすると軽い「めまい」を感じる事がある(意識を失ったり、1日に何度もある時は異常です!早めに主治医にご相談ください)   | 
    
    
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      ★母体の異常な変化 
      @ 性器出血 → 切迫流産・切迫早産・子宮内胎児死亡・子宮内胎児死亡・頚管ポリープ・びらん・子宮頚部ガン・頚管無力症・前置胎盤 
      A 下腹部痛 → (上記に追加)子宮筋腫合併妊娠・卵巣のう腫・便秘・胎盤早期剥離 
      B 外陰部のかゆみやおりもの → 真菌性腟外陰炎(カンジダ性腟外陰炎)・細菌性腟外陰炎・トリコモナス腟外陰炎 
      C むくみ → 体重の増加とともに足や手にむくみを感じた → 妊娠浮腫・妊娠高血圧症候群に注意です 
      D 動悸がする → 妊娠貧血?  |