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妊娠中の食生活
妊娠によって食事の好みが変わってくることもあります。特につわりの時期は臭いなどが気になり、今まで好きだった食べ物が嫌いになることもあります。またお腹が大きくなると胃や腸が圧迫されて、一度にたくさん食べられなくなります。妊娠中の食べ物を気にし過ぎても、楽しいはずの食生活が辛いものになってしまいます。
「好きなものを好きな時間に食べる。」ことは、最高の喜びです。妊娠中の食生活を生活をエンジョイするために、新しい食事のレシピの習得に挑戦されてはいかがでしょうか?
   
食生活の注意点 妊娠中は食べ物に関していろいろと注意された文章やインターネットサイトを散見します。辛いもの、甘いもの、塩分に関するもの、炭水化物に関するもの、あげくの果てに肉や近海ものの魚まで止めたほうがいい、などと書かれています。いったい何を食べればいいのでしょう?
妊娠以前は考えもしなかった食事制限をしなければ、赤ちゃんに影響有るような書き方がされているものまで有ります。書かれている内容は決して間違えでは無いと思いますが、かと言ってそこまで考える必要もないと思います。
もしも食べ物が胎児を含めた人体に影響を及ぼすものならば、妊娠中だけに限った考え方は、間違っているのではないでしょうか?
妊娠中は何を食べても問題ないと思いますが、妊娠高血圧症候群や糖尿病などのように、食事療法が治療の基本になるような病気をお持ちの方は注意が必要だということです。
逆に、お母さんはお腹の中の赤ちゃんのために好き嫌いをしないで「全ての食材を満遍なく食べる」を基本にしてください。そのために、食事の新しいレシピを習得したり考案されるのはいかがですか?
   
予防(治療)のための食生活 ★妊娠高血圧症候群
以前は、妊娠中毒症と言っていましたが、現在は「妊娠高血圧症候群」という病名に変わっています。妊娠中毒症では塩分制限を主体にした食事療法でしたが、妊娠高血圧症候群に変わってからは、塩分制限は緩められその分カロリー制限に変わってきました。
詳しくは・・・こちらへ

★糖尿病
妊娠以前から罹っている場合と、妊娠を期に発症される場合があります。どちらも治療法は病状によって異なりますが、カロリー制限を中心にした食事療法が必要になります。
詳しくは・・・こちらへ
   
食事の味付け 味付けは食事を楽しむ上で大切なことです。 好みもいろいろです。激辛食材が好みの方もいらっしゃれば、すっぱいものが苦手だとおっしゃる方もいらっしゃいます。極端に偏っていなければ好みの味付けでよいと思います。
唐辛子を含めて香辛料も普段通り使われてかまいませんが、塩分は普段のちょっと少な目を目安にしてください。
   
飲み物 「炭酸飲料、コーヒーなどは控えるべきだ。」 などと書いておられる方もいらっしゃいますが、かと言って赤ちゃんに影響があったと言う報告も有りません。
炭酸飲料だけでなく、ジュース類は飲みすぎによる糖分過剰を注意していただければ(ダイエット〜カロリーオフ系を推奨します)問題ないと思います。つわりがある方は、普段より多目の水分摂取により症状が軽快することもあります(水分摂取により尿量を増加させる程度)。
コーヒーも含まれるカフェインが問題視され「飲みすぎに注意しましょう。」とよく書いてありますが、カフェインについて言うならば、緑茶、紅茶、ウーロン茶も同じです。さらに栄養ドリンク中にもカフェインは含まれています。通常の常識を超えない範囲(1日3〜4杯以下)であれば取り立てて問題視する必要は無いと思います。
   
お菓子 比較的に糖分、塩分やカロリーが高めのものが多いようですので、お菓子を食べ過ぎて食事が取れなくなるような食べ方は止めましょう。 
   
アルコール 食前酒やワインなど、お食事を楽しむ上で大切なアイテムの1つです。100%禁酒出来れば問題ありませんが、妊娠中期以降であれば週に1〜2回、食事の雰囲気を保つ程度の量(個人差はありますが、乾杯〜食事を味わう程度の量) を取り立てて危険視する必要も無いと思います。
詳しくは・・・こちらへ

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