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      | 会陰切開術(えいんせっかい) |  
      |  | 分娩時に腟の入り口付近を切開して児の娩出を容易にするために行う小手術です。 切開を行う必要がある場合は
 
 @腟の入り口付近が硬いために分娩第2期(子宮口が完全に開き胎児が産まれるまで)の遷延
 A複雑な腟や会陰裂傷・直腸裂傷が起こる可能性のあるとき
 B吸引分娩や鉗子(かんし)分娩が必要なとき
 C骨盤位分娩、未熟児分娩などのとき
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      | 切開術の部位 | @ 正中切開 会陰を肛門に向かって切開する方法です。術後の痛みも少なく、縫合も簡単ですが、分娩時に肛門括約筋を損傷してしまうことがあります。
 
 A 正中側切開
 もっとも広く用いられている切開法です。術後の痛みは上記に比べてややありますが、肛門括約筋などの損傷も少なく縫合も比較的簡単です。
 
 B 側切開
 この方法は、上記の2つが何らかの理由で出来ないときに行うことが多く、術後も傷の癒合に時間のかかることがあります。
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